税理士試験の理論暗記の方法で悩んでいます。
身に染みて実感しています。税理士試験において理論暗記は大きな壁ですよね。
覚えるまでが大変なのに次に見るときにはもう忘れていて…。
大変なのに定着せずに困っています。
全く同じ悩みを持っていました。
そんな私が税理士試験に合格するまで実践していた、理論暗記の具体的な方法を詳しくご紹介します。
税理士試験の理論暗記は音読と自作管理表で効果的に
税理士試験の理論暗記は、膨大な量の情報と戦う長期戦です。ただ闇雲に暗記するのではなく、自分自身の進捗度を管理しながら学習を進めることが大切です。
私が実践したボイスレコーダーを使用した音読と自作管理表による方法は、以下の点で効果的でした。
- 音読による多感覚の活用: 音読することで、視覚、聴覚、そして発声という複数の感覚を同時に刺激し、記憶に残りやすい。
- 録音による反復学習: 自分の声を聞きながら反復することで、より深く理解を深めることができる。
- 自作管理表による可視化: 学習の進捗状況を可視化することで、モチベーションを維持しつつ、計画的な学習を可能にする。
音読で深める!多感覚を使った理論暗記法
音読は、視覚、聴覚、そして発声という複数の感覚を同時に刺激することで、記憶に残りやすくなります。
音読する時のコツは「内容を考えながら」です。
意識しないと、字面を追うだけになりがちです。何を言わんとしていることなのか考えながら音読する事が暗記に繋がります。
- 理サブを片手に、ボイスレコーダーで音読: 理論の内容を考えながら、句読点を区切りに音読する。
- イヤホンで再生しながら復習: 音読した録音音声を聞きながら、教材を目で追って復習する。
- 高揚感を持って読む: 感覚に強い刺激を与えることで、より記憶に残りやすい。
理論テキストでも構いませんが、私は片手に教材、片手にボイスレコーダーというスタイルだったので片手でも持てる理サブを使用していました。
高揚をつけて読むというのは個人の体験談です。
実際に高揚を付けながら読む、身振り手振りを大きくして読む、など感覚に刺激を与えるように読むと効果が高いと感じていました。
自作管理表で学習状況を可視化!(写真付き)
管理表を作って理論暗記の進捗状況を可視化することで、モチベーションを維持し、計画的な学習を可能にします。
- 各理論の学習頻度と最終復習日を記録する。
- 復習周期を可視化できるようにする。
- シールを貼るなどして、達成感を味わえるようにする。
私が当時自作して実際に使用していた管理表はこんな感じです。
かなりアナログですが、学習頻度と最終復習日、復習周期がちゃんと可視化されています。
さらにシールで達成感も得られるのでおすすめです。
ボイスレコーダーを使うメリットは習慣化とスマホ対策
私の時代はまだまだだったかもしれませんが、今の時代はスマホでも代用が効くと思います。
それでもスマホで代用せずにボイスレコーダーを用意した方が良いです。
なぜなら、ボイスレコーダーという「理論暗記専用のアイテム」を手に持ってイヤホンを装着するという行動がルーティーンワークのスイッチとなります。
砂を噛むような理論暗記…やりたくないと思った事は何度もありますが、ルーティーンワークのスイッチが入ると不思議なもので理論暗記が進んでいきます。
習慣化するためのハードルを下げてくれるアイテムと思っても良いかもしれません。
また、スマホは誘惑が多いのでルーティーンワークのスイッチではなく、別のアプリ(ゲームとか)を起動してしまいそうです。
以上のことから、スマホで代用せずに理論暗記専用アイテムとしてボイスレコーダーを用意すべきと考えます。
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