ポモドーロテクニックは勉強法にもデスクワークにも有効な方法です。
試してみたものの、「集中力が続かない…」「25分って短すぎる!」「毎回設定が面倒」などの悩みをお持ちではありませんか?
作業効率を高めてくれるポモドーロテクニックもデメリットがあり、万能ではありません。
この記事では、ポモドーロテクニックがうまくいかない原因と、その解決策を徹底解説します。
勉強法だけでなくデスクワークでも同じ事が言えます。デメリットを把握した上で、勉強法やデスクワークに活用しましょう。
【ポモドーロテクニックのデメリット】なぜうまくいかないのか?
ポモドーロテクニックは集中力が高まり、作業や勉強法として効果的な方法ですが、すべての状況や個人に合うわけではありません。
- タスク(勉強)の特性: 一つのタスクを25分で終わらせるのが難しい場合、逆に数分で終わるタスクが多い場合には不向きなことがあります。
- 個人の特性: 集中力が長時間続く人や、頻繁に休憩を取りたい人など、個人によって最適なスタイルは異なります。
- 設定が面倒:ポモドーロはタイマーが必須ですが、設定が面倒で結局タイマーをセットせずに初めてしまう事はありませんか?
例えば、クリエイティブな作業や、複雑な問題解決には、長時間集中できる環境が必要な場合があります。
このような場合、ポモドーロテクニックの短い時間区切りが、むしろ集中を妨げてしまう可能性があります。
デスクワークよりも勉強法で例えるとより顕著です。
勉強法に活用する際、25分区切りのタイマーでは60分や120分などの総合問題を解くのに不向きすぎます。
ポモドーロテクニックを勉強法や作業に活かすための3つのステップ
ポモドーロのデメリットを克服して勉強法や作業に活かすため、以下の方法を試してみましょう。
1. 自分のスタイルを知る
- 長時間集中できるタイプか、短い時間で区切って作業したいタイプかなどを把握しましょう。
- その上で自分に合ったポモドーロ時間や休憩時間を設定しましょう。
25分&5分が基本とされるポモドーロですが、その時間にこだわる必要はありません。
自分のタイプによっては15分&3分や60分&10分などでも良いのではないでしょうか。
実際私も25分&5分ではなく30分&5分を基本セットとしています。
2. タスクの特性に合わせて調整する
- 大きなタスクは小さなタスクに分割し、時間内に完了できる範囲にしましょう。
- 集中力を必要とする作業と、ルーティンワークでセット時間を使い分けましょう。
例えば半日かかるようなタスクは細分化できると思います。時間内に完了できる範囲に分割するのも手です。
ただし、デスクワークの場合はタスクの細分化自体に工数を取られては本末転倒なので小休憩を挟んでも問題無ければ大きいタスクのままでもあまりデメリットにはならないと私は感じています。
また、タスクの内容によってセット時間を変えるのも効果的です。
私は午前中は集中力を要する仕事で30分&5分をセット、夕方で単純作業を一気に片付ける際に15分&3分を使用するなど使い分けをしています。
この場合、手軽さが問題となってきますが後ほどご紹介するタイマーを使うことでその手間は気にならなくなりました。
勉強法の場合、総合問題の時は60分&10分などの長めのセットを利用するのも選択肢ですが本試験中は通しで解くことを考えるとあえて利用しないのもアリかもしれません。
勉強法には個別問題や暗記、WEB講義視聴時などで活用していきましょう。
3. 専用のポモロードタイマーを用意する
- アプリの場合、操作するためにスマホやPCなど他の機器に触れるため集中が途切れる可能性がある。
- アプリの場合、その都度、アプリを切り替えて表示させて使用・設定するのが面倒
ポモドーロタイマーやアプリなど色々なものがありますが、最強の一品があります。
私が一番デメリットと感じた部分が毎回設定する手間でした。
このデメリットが習慣化への大きな壁でしたが、このタイマーはその壁を取っ払ってくれました。
どのタイマーを使うか迷った時には参考にしてみてください。
ポモドーロの肝はカスタマイズと手軽さ
ポモドーロのデメリットは個人差やタスクの特性、設定の面倒さなどが考えられます。
ですが勉強法や作業としてうまく活用すれば、効率を大幅にアップさせることができます。
自分の学習スタイルやタスクの特性、環境に合わせて、ポモドーロテクニックをカスタマイズすることで、活用しやすくなるのではないでしょうか。
個人的にポモドーロを活用する肝は自分にあったカスタマイズ(もしくはタスクをカスタマイズして合わせる)と、手軽さだと思います。
特に手軽さは重要。ポモドーロを使う度にストレスを感じるようであればそれはあまり意味がない方法かもしれません。
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