税理士試験を受験する際に使用するおすすめの電卓についてです。
- 税理士試験に電卓は必須のアイテム
- 税理士試験に使用する電卓に求める機能
- 実際にこれまで使用した電卓を踏まえておすすめのご紹介
税理士試験を受験するのにおすすめの電卓を教えてください。
分かりました。実際に使用した電卓も踏まえておすすめの電卓をご紹介します。
税理士試験におすすめの電卓は実務電卓
税理士試験に使用する電卓は少し値が張るように感じますが、実務電卓がおすすめです。
その理由は相対試験と言われている本番でライバル達に遅れを取らない事。この1点につきます。
極端な例をあげると、出費を抑えて自宅にあった10桁の電卓で本番に挑んでみたらライバル達は全員12桁の電卓でした。となった時、税理士試験は桁数の多い問題もザラにあるのでその時点でアドバンテージを取られてしまいます。
基本的には数年、十数年使う事になるので使用期間から考えると決して高い買い物ではありません。
電卓はケチらずきちんと実務電卓を用意しましょう。
なお電卓はカシオとシャープが多く、それぞれ操作等が若干異なるので理由がない場合は現在使用しているメーカーは変えない方が良いです。
私はずっとCASIOの電卓なので、今回はCASIOのみに焦点を当てています。
税理士試験に使用する電卓に求める機能
税理士試験に求めるポイントは次の6つですが、今回ご紹介する実務電卓はいずれも満たしています。
ポイントは次の6つです。
- 12桁表示
- ツーゼロキー【00】がついている
- 裏にすべりどめのストッパーがついている
- 安定感がある電卓(ある程度の大きさがあるなど)
- メモリー機能、GT機能がついている
- 早打ち機能(キーロールオーバー)がついている
12桁表示
税理士試験の問題は桁数が多いです。
10桁では心もとないので12桁表示される電卓にしましょう。
ツーゼロキー【00】がついている
数字の桁数が多いので【00】キーは重宝します。
0を2回押すより【00】を1回
0を4回押すより【00】を2回
税理士試験は時間が足りないので、余分なキータッチ1回分でも省略したいところです。
裏にすべりどめのストッパーがついている
本試験は会場により机の広さが異なりますが、基本的に机は狭いです。
さらには2時間という制限があるなか必死で電卓を叩くので、簡単には動かないものが良いです。
問題に集中したい状況で、「電卓が動く」という余計な事に気をとられないようにしたいところです。
安定感がある電卓
ストッパーと同じ理由になります。安定感のあるストッパーのついている電卓でしたらそう簡単には動きません。激しく計算するくらいでは動じないかと思います。
私は手が大きいこともあってどっしりとしたタイプの電卓を使っていました。
メモリー機能、GT機能がついている
メモリー機能とは【M+】や【M-】などのボタンで、数字を記憶(メモリー)してくれる機能です。
GT機能とは小計をいくつか求めた時にその小計を集計した合計を求めることができる機能です。
機能の紹介は今回は割愛しますが、計算時間を大幅に短縮してくれます。
早打ち機能(キーロールオーバー)がついている
次のキーを入力する際、前のキーを離す途中から押し始めても入力が受け付けられるという機能です。
流れるようなキータッチで計算するには欲しいところです。
標準的だけど性能十分な実務電卓JS-20WKA
JS-20WKAはノーマルタイプの実務電卓としておすすめです。
癖が無く、大きさ・デザイン・使いやすさ試験用にも仕事用にも問題無く使える…いや、むしろ使いやすい一品です。
標準タイプでそつなくこなせる優秀な電卓です。
色はブラック・ピンク・ゴールド・シルバーの4色からお好きなものをチョイス。
サイズ:174.5×107.0×24.2(mm) 質量:210g
どっしり安定感のある大きめタイプのDS-20WKA
安定感のある大きめタイプの電卓が良い場合はDS-20WKAがおすすめです。
サイズ:189×135×34.8(mm) 質量:281gと先ほどのJS-20WKAより大きめタイプの電卓です。
私はこのタイプを使用していました。
身体が大きめ、指が太め、本体が多少大きくてもとにかく安定感が欲しい方におすすめです。
JS-20WKAより大きいので携帯性、持ち運びに関しては負けてしまいます。
上質なプレミアム電卓S100
質感にこだわる方にはプレミアム電卓S100がおすすめです。
その分値段は大分上がります。
私は税理士登録した時に記念に買いましたが、高級感と打感、質感が素晴らしくとっても気に入っています。
ただし、プレミアムといっても機能に差はありません。
使ってて違いを感じるのは打感くらいだと思います。
とにかく見た目にこだわりたい方。最初に出費をすることで覚悟を決めたい方におすすめですが、個人的には試験に合格した時とかご褒美的な立ち位置が似合う気がします。
電卓を買おうと思い立った時が買い時です。
受験を決めて、電卓を買おうか…?
今家にある電卓をそのまま使っていて良いのか…?
などなど思い立った時その時が買い時です。
なぜなら、普段の勉強の時からその電卓を使用するからです。少しでも早く使うにこしたことはありません。
また実務電卓は税理士試験だけではなく、当然仕事でそのまま使えます。
職場では電卓は自前で用意するケースが大半だと思います。
仕事にも使うのであれば、多少値段が張ってもその分納得できると思います。
わずかな出費を惜しんでライバル達に差をつけられることのないよう、実務電卓を用意して試験に挑みましょう!
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