税理士試験の総合問題を解いた後、いつもケアレスミスで悔しい思いをしています。
出来たはずなのに!という思いが余計に悔しくなりますよね。
実はケアレスミスは単なる「うっかり」ではなく、具体的な原因と対策が存在します。本番で1点でも多く取れるように普段からしっかり対策しましょう。
税理士試験本番でケアレスミスを無くすための勉強法
税理士試験本番でケアレスミスを無くすためには普段の勉強法が大切です。
具体的には次の3ステップです。
- ミスを分析
- 改善策を考える
- トライアンドエラーを繰り返す
1. ケアレスミス分析:なぜ間違えたのかを徹底的に検証する
税理士試験の総合問題でケアレスミスをしてしまう原因は、大きく分けて3つ考えられます。
- 理解不足: 問題の意味を正確に把握できていない
- 演習不足: 似たような問題を解く経験が少ない
- 解き方が確立していない
ケアレスミスを減らすためには、まずは自分がどちらのパターンだったのか分析することが重要です。
なぜ、その間違いをしてしまったのか?
前提条件を読み落としたのか、計算に使う数字を間違えたのか、算式を間違えたのか、電卓打ち間違えたのか
その時は取るに足らない理由に思えたとしても、なぜその間違えた答えを書くに至ったかを思い出して、理由を突き詰めます。
私の経験談ですが、ケアレスミスは存在しないと考えています。
ケアレスミス=間違いです。ケアレスミスとしてしまうとミスに対する重大さにフィルターがかかってしまうのでケアレスミスも一つのミスだと受け止めることが大事だと長年の受験経験で実感しています。
2. 解き方の改善策を考える:自分だけの解き方を探す
ミスの理由や傾向は人それぞれです。ミスしない解き方は自分しか探せません。
- 問題文を丁寧に読む: 問題文を飛ばさずに、一つ一つ丁寧に読み込みましょう。
- 重要なキーワードに逃さない: 問題文の中で重要なキーワードを逃さないようにしましょう。
- 計算ミスを防ぐ: 計算式を丁寧に書き、計算ミスを防ぐようにしましょう。
ポイントは受験生時代に私が、ケアレスミスと感じやすい間違いをイメージして挙げてみました。
- 個別問題に戻る: 理解不足、演習不足は個別問題の解き直しやテキストに戻りましょう。
- 問題文を指でなぞりながら読む: 目視に比べて、読み飛ばしを防ぐことができます。
- メモや下書きを改善:メモや下書きを改善すると上手く機能する事があります。
継続的な努力:諦めずにトライアンドエラーを続ける
ケアレスミスを完全に無くすことは難しいです。
なぜなら、人はミスをする生き物ですし税理士本番という極限状態では無理も無い話です。
でも、だからこそ継続的なトライアンドエラーによって、試験本番時にミスをしない仕組み作りをすることが大切です。
そのためにも普段からの問題演習、模試などでトライアンドエラーを続けましょう。
解き方を仕組み化できるよう、普段の勉強から心がけましょう。
まとめ
- 間違えの検証・分析
- 解決策を考える
- 諦めずにトライアンドエラー
という3つのステップが重要です。
ケアレスミスはミスです。
このサイクルを繰り返して、ミスを減らし、税理士試験合格のために一点でも多く取れるようにしましょう。
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